ルームミラー型ドライブレコーダー取り付け方の解説です。
車種はK13後期マーチです。電源はシガーからは取らず、ヒューズから取ります。
取り扱うのは、過去記事で残念っぷりをぶちまけたドラレコです。
商品レビューを読みたい方はどうぞ↓
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過去記事:中国製の安いルームミラー型ドラレコがダメだった件
今回はこれを使って、ルームミラー型ドラレコの取り付け方を説明していきます。
電源をシガーソケットから取らない理由
ドライブレコーダーというものは、大抵の商品がシガーソケットから電源を取れるようなケーブルを付属してきています。
しかし、これを使ってシガーから電源を確保することは行いません。
それはなぜか。
理由1.
シガーソケットから配線を伸ばすと、きたない
単純に見た目の問題です。
シガーからのケーブルが丸見えになります。汚いです。
幸いにもK13マーチはヒューズボックスからルームミラー近くまでパネル裏側一直線でケーブルを通すことができます。
これを利用して、見た目がスッキリな配線を行うのがDIY玄人っぽい気分になれるのです。
理由2.
シガーソケットはスマホ充電用であるべき
今のご時世、スマホを充電できる設備は生きていくうえで必要不可欠です。
シガーソケットに挿すタイプのUSB充電ソケットというものが、安価でそこらへんで売られています。
シガーソケットはこれ(スマホ充電用)のためにとっておくべきです。
そしてドラレコの電源はシガーからではなく、ヒューズボックスから電源を取る。
これで決まり!
ドラレコはヒューズボックスから電源をとる
ドラレコ側のUSB差込口の形状を確認する
ドラレコ本体を見て差込口を確認するのが確実です。
これはMiniUSB |
ネットの商品ページに書かれている場合もありますが、書かれていないこともあります。
最近の製品でしたら大抵はMicroUSBもしくはMiniUSBのどちらかでしょう。
「microusb miniusb 形状」などで画像検索すれば差込口の情報がヒットすると思いますので、よく見比べて失敗のないようにしてください。
これはMiniUSB 出典wikipedia |
これはMicroUSB 出典wikipedia |
ちなみに今回使うドラレコは、商品ページにMiniUSBとの記載がありました。
ヒューズから電源を取り出すケーブルを用意する
過去に私が古いタイプのドラレコを取り付けた際は、数種類のアイテムを用意する必要がありました。
過去記事:K13マーチでヒューズから電源を取りドラレコを付けた件
昔は、
- 低背ヒューズ→ギボシ端子
- ギボシ端子→USB2.0
- USB2.0→MiniUSB充電ケーブル
の3アイテムを連結させて使っていました。
今はすごいですね。こんな↓オールインワンがあるとは。
先端がMiniUSBオス(しかもL字)になっています。
さらにヒューズ側の形状も3種類ついてくるようです。
いやよく考えたらminiB(L字)がバックカメラケーブルと干渉するぞこれ。。だめだこのドラレコには使えない!
※ 間違えやすいポイント
MicroUSB(マイクロUSB)とMiniUSB(ミニUSB)は差込口が全く違いますので、間違ったモノを買わないように注意しましょう。
すぐ上で紹介した一体型ケーブルは、MiniUSB対応の商品です。
安易な気持ちでポチって失敗してはいけません。
では、私が昔に作業したときの写真を使って取り付け方を説明していきます。
K13マーチのヒューズボックスを見つける
※ ヒューズから電源取り出しの作業は過去記事でも紹介しています
K13マーチのヒューズボックスは、助手席側ダッシュボードの左にあります。
昔の車は運転席側の足元にありましたが、最近は勝手が違うようです。
マイナスドライバーなどが入る穴があるので、引っ掛けてペコっとフタを開きます。
どのヒューズを引っこ抜けばいいか
とりあえずアクセサリ電源(ACC)を使います。
ACCから電源をとると、エンジンがかかる前の段階の、車内が通電しただけの状態でドラレコが起動します。
ACC電源とIG電源の違いは通電のタイミングです。今回は触れませんので気になる方はネットで検索して理解を深めてください。
先ほど外したフタの裏側を見ると、どのヒューズがどの電源を担当しているのか明記されています。
使う場所は↑の「DC DC ACC」です。
2個下にある「ACC/-」は、電極がきていないようです。ヒューズを挿してもスッカスカです。
差し替えるケーブルについて
今回は昔のやり方(3アイテム連結)で電源取り出しを行います。
こんな感じのもの↓を使います。
右側にあるUSB端子変換ケーブルですが、USB端子が1個のものと2個のものがあります。K13マーチの場合、USB端子2個のものを使っても取り付けできるスペースがあります。
サンバイザーの位置にスマホを架けたいなーと思っている方は、USB端子2個の商品を使って、電源ケーブル2本出しにしてもいいと思います。
左側のアイテムは内蔵ガラス管ヒューズが5Aまで対応しています。
大元の低背ヒューズは10Aなのにガラス管ヒューズで5Aまで下がってしまい損した気分になりますが、どのみちドラレコで5Aも使いません。気にしないでいいでしょう。
ピラーカバーを外す
ピラーカバーの裏にUSB端子部分を隠す予定です。
ピラーカバーというのは、フロントガラスの左右にある細長いカバーのことです。
外すときの力のかけ方は、経験上、上のほうを持って手前に引く感じにすると外れやすいと思います。あくまで体感です。
上側が外れたら、今度は下側に引っかかっているツメを抜くために奥へと押し上げます。
ケーブルを取り付けていく
カバーを外したら、隙間からヒューズボックスまでUSB端子の線をたらします。
クワガタみたいなアース用端子も一緒にたらしていきます。
アースはここ↓のネジを使いました。
先ほどの画像のように、ギボシ端子をつないで低背ヒューズを差し替えます。
純正ヒューズを引っこ抜くには、ヒューズボックス内部に格納されている白色のツマミを使います。ツマミって呼び方でいいのか?
抜いて余った純正ヒューズはボックス右上のここ↓に格納できます。
すきまテープを適当に巻き付けて、振動でカタカタいわないようにしています。
あとはピラーカバーのほうに戻って、ここの隙間↓から天井裏にMiniUSB充電ケーブルを通していきます。
天井についている絨毯のような素材は、隅っこをピラっとめくることができます。
ドラレコの直前までケーブルは天井裏を通して、ギリギリになったらケーブルを出現させてドラレコに挿す方法がいいのではないでしょうか。
ケーブルに20㎝間隔くらいですきまテープを巻き付けて、絨毯の裏にひっかかるようにしています。
これにより、走行中に振動でケーブルが落ちてくるのを防ぐことができます。
線が2本見えていますが、1本はUSB充電ケーブル、もう1本はバックカメラ用のケーブルとなります。
バックカメラ用ケーブルの取り回し方法は別記事にて書きたいと思います。
ドラレコ本体の取り付け方
ルームミラー型ドラレコは、純正のルームミラーにかぶせて使います。
純正ミラーをアームで挟んで、付属のゴムでアームが開かないように固定したらおしまいです。
カメラは純正ミラーにぶつからないように、ドラレコ本体をうまくずらして固定してください。
取り付けた写真はありません。車の外側から撮影してもうまく撮れませんでしたので!
バックカメラのケーブル取り付け編(仮題)へと続きます。おわり。
つかったもの
低背ヒューズ電源です。K13マーチは低背ヒューズになります。
先端はギボシ端子なので、後述するUSBソケットを購入する必要があります。
各ショップボタンを押すと「低背ヒューズ電源」でショップ内検索ができます。
USBソケットです。2ポートモデルです。
2ポートは商品パッケージのとおり最大4.8Aまでなので、低背ヒューズ電源の5Aにおさまります。
前述した低背ヒューズと組み合わせて使います。
各ショップボタンを押すと「USB電源ポート」でショップ内を検索します。
MiniUSB充電ケーブルです。ケーブル長は1mあればUSBソケットからドラレコまで届くはずです。
写真の商品は、USBが両面挿し対応になっています。
ボタンで「miniB ケーブル 1m」の語句で検索します。
今回のドラレコではケーブルが干渉して使えません。
他のドラレコをお持ちでケーブルが干渉しないようであれば、実に有効的な商品だと思います。
ボタンは「ヒューズ USB 取り出し」の語句で検索しますが、楽天以外ではこの商品がうまく見つからないかもしれません。
インシュロックやロックタイトとも呼ばれます。
100均でも手に入りますので、ここでは敢えてハイグレードな耐熱タイプを載せておきます。
長さ100mmくらいがピラー内側で使いやすいと思います。
各ショップボタンを押すと「インシュロック 100mm 耐熱」でショップ内を検索します。
100均でも売っていますが、バネがついていなかったり、太くて使いにくかったりします。写真の商品は先細型です。
各ショップボタンを押すと「ニッパー 先細」でショップ内を検索できます。
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