おや、Wi-fi専用モデルにGPSがついてる。よろしい、ならば、アンドロイドタブレットを車に載せてGoogle Mapをナビとして使えるか実験だ!
おはようございますこんにちはこんばんは。
ネットで事前に下調べすることなく、体当たりでぶつかっていく実験企画です。
私は、ゲームも初回プレイでは攻略情報に頼らずプレイするタイプです。
ちなみに、電気製品の説明書もロクに読まないタイプです。
使ったタブレットの情報
- メーカー:ファーウェイ
- モデル:Mediapad T3(KOB-W09)
- サイズ:8インチ
- 解像度:1280x800 (211x124ミリ)
- 通信:Wi-fi専用モデル
- 重さ:350g
- OS:EMUI5.1(Android7.0ベース)
- Bluetooth:4.2
ファーウェイの使用感
動画を見るのにちょうどいい、中古で1万くらいのタブレットが欲しかったのです。
よくネットで「Huaewiはコスパがいい」とか良い評判を目にするので買ってみました。
実際使ったら全然よくない!
ネットの情報はステマだったんじゃろ?
画面が暗い。昼間だと全然明るさが足りない。
さらに、動画を視聴しているとドンドン音が小さくなっていく。
しかもこれが仕様らしい。
防ぐには第三者が作ったアプリを導入し、音量を一定に保つしかない。
ほかには、よくカクついて、レスポンスが悪いことが多々あり。
では、下準備に入りましょう。
Wi-fiモデルをカーナビとして使う下準備
使うタブレットはファーフェフィですが、執筆時、トランプ政権下において制裁を受けGoogleモバイルサービスが利用できなくなることが発表されています。
Googleモバイルサービス=Googleアカウントでログインしておくことで、スマホやタブレット上でGmailやGoogle Mapがスムーズに使えるシステム
今回用意した中古タブはGoogle Playが使える頃のアンドロイドです。
したがって、使う地図ソフトはGoogle Mapです。
車で走る地域のマップ情報をあらかじめダウンロードする
Google Mapには、オフラインマップという機能があります。
文字通り、オフライン=ネットに繋がっていない状態でも使えるマップです。
あらかじめ、自宅でWi-fiに繋がっているときにダウンロードしておきます。
※ オフラインマップをDLするやり方・操作方法
Googleアカウントにログインしておきます。
Google Mapのこのへんをクリックします↓
はい、ありました。
オフライン マップを押します。
次に自分の地図を選択を押します。
すると、こんな画面になります↓
自分の現在地を中心に、マップデータをダウンロードする範囲を選ぶ画面になります。
私のGoogleアカウントと連動しているので、マップ上の☆マークが出ちゃってます。
(ちなみに画面に映っている☆は、クレープ屋さんの場所)
ここで画面をスワイプして縮小すると、もっと広い範囲を指定できるようになります。
ダウンロードする範囲を広げると、そのぶんデータ容量も大きくなります。
北海道をほぼ網羅するのに、235MB必要らしいです。
はい、わたくし、道民です。
ではデータを落としましょう。ダウンロードをクリックです。
ハナホジしながら待った結果↓
これにて下準備は完了です。
では実際に使ってみましょう。
Wi-fiモデルを実際にカーナビとして使ってみる
タブレットはこんな感じで車載してます↓
100均のブックエンドで作ったものです。
オフライン時・オンライン時での機能比較
せっかく北海道の東の端までマップデータをダウンロードしたので、札幌から根室車石までナビしてみましょう。
こんな↓でっかい岩が海岸沿いにある観光スポットです。
![]() |
by photo-ac.com |
それでは経路を設定する画面で比較をしてみます。
・経路設定画面(オンラインのとき)
まず、ネットに繋がっているオンラインの時はこんな情報が画面に出てきます。
- 経路が青い線で塗られます。
違う経路もあるよと教えてくれます。 - 交通渋滞が発生している箇所をリアルタイムで取得します。
渋滞の度合いによりオレンジ~レッドで色分けされます。 - 渋滞事情を考慮し、予測したかかる時間が表示されます。
(カッコ内は移動距離)
ではこれをオフラインと比較しましょう。
・経路設定画面(オフラインのとき)
ネットに繋がっていないオフラインの時はこのようになります。
- 青い線の経路は出ますが、他の候補となる道は教えてくれません。
- 渋滞情報を取得できません。
したがって表示されません。 - かかる時間の予測は、渋滞情報を考慮せずに算出されます。
- そのほか、自転車や徒歩で行った場合にかかる時間も教えてくれません。
(これはどうでもいい)
他の経路候補は出ませんが、最短経路は教えてくれるので支障はありません。
オフライン時でも「ナビ開始」を押せばナビ機能がスタートします。
・ナビ中の画面(オンラインのとき)
- あと何分で到着するか
- 残りの走行距離
- 到着予定時刻
オンライン時、これらの情報が画面下部に表示されます。
そしてこれらの数値は、移動速度や渋滞の度合いによってリアルタイムに変化します。
通常のナビ同様、経路が青い線で表示され、右折・左折の情報も教えてくれます。
グーグル特有の誰も通らない田舎道へのご案内はご健在です。
・ナビ中の画面(オフラインのとき)
- 所要時間・移動距離・到着予定時刻が移動距離時応じて減る
(初実験では時刻の増減が見られませんでした) - オフラインマークが表示される
追記情報
はじめて実験を行った際(札幌→根室)は、所要時間・到着予定時刻が全く減らなかったので、当初は「減りません」と書いていました。
その後、近場で再実験を行ったのですが、しっかり所要時間・到着予定時刻は減りましたので、記事を「減る」と書き直しました。
オフラインでも、経路を強調表示したり右折・左折を教えてくれるナビ機能はちゃんと動作します。
なお、左下の×印をクリックするとナビを中断(終了)します。
・経路沿いの検索(オフラインのとき)
オフラインでも経路沿いにあるスポットを検索できます。
さすが地図データを事前に読み込んでいるだけのことはある。
オンラインのときは出来て当たり前なので省略
営業時間外かどうか・寄り道した場合のロスタイムなどを教えてくれています。
実験おしまい、まとめに入ります。
実験をして感じたこと
- 経路を表示するだけなら問題なく使える
(いわゆるカーナビを搭載しない派なので助かる) - Google Mapの強みである渋滞情報が見れないのは痛い
(行楽シーズン中は是非知りたい) - 走行中「新たな経路が見つかりました」と余計なルートを表示しなくなる
(そのほうがうれしい) - オフラインマップは保存期限があるので、事前に更新しておくこと
(無更新でも1年は持つようです) - 根室車石は実際行くと、すごい寒い
(風が強いです、防寒必須)
以上、オフラインでもそこそこ使えると思いました。
つづいておまけ情報です。
Wi-fiモデルでもオンライン状態を確保したい場合は
「あ~やっぱ渋滞情報ほしいわ~」
そんなとき、ネットに繋ぐ方法はいくつかあると思います。
順番に挙げていってみましょう。
1.モバイルルーターを持つ
ポケットWifi・どこでもWifi・WiMAXなど、いろいろな呼び方を耳にされたことがあると思います。
スマホとは別に、データ通信用の機器を新規に契約する方法が1つ目です。
いろんな会社がいろんな契約形態で商品化しています。
数千円かかるうえに、山間部で電波が来なかったりする場合があります。
WiMAXは、エリア内だとしても建物の中まで電波が届かないこともあります。
おすすめの候補ではありませんね。
2.スマホでテザリング
テ・ザ・リ・ン・グ
TE・ZA・RI・N・GU
です。
あなたのスマホがアクセスポイントやルーターの代わりになって動作します。
これをやればWi-fi専用タブレットも、スマホ経由でインターネットに接続できます。
利用するとスマホ側のパケット(ギガ)を消費します。
ケータイ会社によってはオプション設定してあったりします。
その場合、テザリングすることに対して利用料を請求される場合があります。
無料のところもあります。
必ず事前に自分で調べてください。
これが一番余計な手間がかからない方式です。やるならこれ。
3.フリーWi-fiスポットをタダ乗りする
街中だと、フリーWi-fiスポットを用意してあるお店などがそこかしこにあるかもしれません。
車で走行していてソレを常につかまえるというのは、少々難があります。
特に北海道は建造物がなにもない地域が多いわけですから、この案は現実的ではありません。
おわりに
Androidだと2つのアプリを同時表示できるので、縦画面にしてこんなこともできます。
ただ、こういう使い方をすると、充電ケーブルを刺していてもバッテリーは減っていきます。
さらに、タブレットは車載を前提に作られていないので、高熱に強くもありませんし冬の低温だとバッテリーパワーが低下します。
ではなぜここまでしてタブレットにこだわるのか。
そこにロマンがあるからです。ただの自慢だよ!おわりだよ!
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