HUD(ヘッドアップディスプレイ)という表現は語弊があるかもしれません。
アクリル板を使って、スマホの映像を2Dホログラム風に表示してみようという実験企画です。
さらに車内モニタとして使います。
原理としては、こんな感じのものです(動画参照)↓
この仕組みを使って、動画を車内で鑑賞できないだろうか。
お金をかけずに。
ダイソーで次のようなものを見つけました。
アクリル製のフォトフレームです。
試しに、組み立てただけの素の状態でスマホの映像を映してみます。
映ってますねー。
これを車のダッシュボードに置いて、うまく使えるでしょうか。
結論から言うと、失敗作になるんですが。
調整していきます。
素の状態だと、角度がキツすぎます。
スマホに対して45度くらいが視認しやすいです。
板の角度を変えるために、足の位置をずらしてみます。
アクリルに穴をあけて、足の位置を移動しました。
いい角度になりました。
実際にダッシュボード上に置いた写真がこちら。
車輌は、K13マーチです。
カーボン柄のすべり止めを下に敷いています。
K13マーチはダッシュボードが平坦ではなく湾曲しているのですが、フォトフレームの構造的に3点で支えるカタチになるので、安定しています。
使ってみて気になったのが、「フォトフレームの足がジャマで、スマホ操作に支障が出る」点です。
運転席側から手を伸ばすとなると、アクリルの足がちょっとジャマです。
違う構造のものに作り替える必要があります。
もうひとつ、重大な問題がありました。
「太陽に弱い」
クッソ見えなくなります。
スマホ側は明るさマックスなのですが、完全に消失。
涼宮ハルヒの消失もいいところです。
……はい、夕方から夜に楽しむことにします。
結論から言うと、今回も失敗作なのですが。
失敗作その1の「足がジャマ」という問題点を改善していきます。
フォトフレームはもったいないので、捨てずにそのまま使っていきます。
フォトフレームにはアクリル板が2枚入っています。
失敗作その1では、アクリル1枚に足をつけて使っていました。
今回は、足は使わず、アクリル2枚を蝶番のようなもので連結させて < のような形状にしたいと思います。
ただ、蝶番をそのまま使うと、角度を固定できずにフラフラしてしまうでしょう。
他に使えそうなものを探す必要があります。
ダイソーにアルミ板が売っていたので、これを蝶番の代わりに使いっていきます。
アルミであれば、アクリル板の角度を柔軟に調節できるはずです。
ちなみにこの商品、片面にテープがついていますが、テープの粘着が恐ろしく弱いです。
別途、3Mの強力な両面テープを用意して使っています。
もう1つ100均の商品を使います。
100均のすべり止めシートは、大してすべり止め効果がありません。
使う理由は「安かったので」。
※ K13マーチのダッシュボード上で使用しているすべり止めシートは、100均の製品ではありません。
厚さ0.3mmだと脆いです。
アルミ板を2枚重ねにして出直してきました。
これでアクリル板の角度調節ができるようになりました。
最後に、底面のアクリル板に「すべり止めシート」を両面テープで貼って完成です。
失敗作その1の反省を踏まえ、暗いところで試しました。屋内駐車場です。
よく見えます。
透過しているので、横断歩道を渡っている歩行者もバッチリ視認できるはずです。
ダッシュボード上にモニタを付けてる車輌って、傍から見ていると「あれ絶対歩行者見えてないだろうな」って思えて仕方ないんです。ここだけの話。
さて、非常に悪くない出来です。
ですがこれも失敗作と言わざるを得ません。
それは何故なのか。
いやー、すごい綺麗に映ってて良かったんですけどねー。
ふと上を見上げたら、フロントガラスにまで映ってるんですわー。
縦に2画面とか、イベント用のドレスアップカーの次元です。
VOCALOID動画が他の人から丸見え。恥ずかしい(//▽//)
結論として「HUDを使ってまでスマホ画面を映す必要はない」と思いました。
鏡に写しているようなものですから、画面表示が左右反転されてしまうんですね。
動画であれば左右反転再生してくれるソフトがあるので問題はありませんが、グーグルマップとなると使い物になりません。
市販のHUD(スピードメーターなどを専用に表示する機器)なんかは、機器側で反転表示しておいて、HUDに反射させて丁度良く映る仕組みです。
今回の実験では、この仕組みは汎用性が低いということが分かりました。
あと、フロントガラスにまで映ってしまう問題ですが。
これは市販のHUD製品でも起きる現象のようです。
アマゾンのレビューでも「フロントガラスに映ってるんだけど」というクレームめいた書き込みを数件見かけました。
こういう仕様だと思ってあきらめます。
後部座席におっきぃアクリルを用意して、そこにPCモニタの動画を投影させてみたりなど、イベントカー的な使い方をすれば面白くなりそうです。
が、私には縁のない話でした。
ごきげんよう!
アクリル板を使って、スマホの映像を2Dホログラム風に表示してみようという実験企画です。
さらに車内モニタとして使います。
原理としては、こんな感じのものです(動画参照)↓
この仕組みを使って、動画を車内で鑑賞できないだろうか。
お金をかけずに。
100均で使えそうなグッズ
ダイソーで次のようなものを見つけました。
アクリル製のフォトフレームです。
試しに、組み立てただけの素の状態でスマホの映像を映してみます。
映ってますねー。
これを車のダッシュボードに置いて、うまく使えるでしょうか。
失敗作その1
結論から言うと、失敗作になるんですが。
調整していきます。
素の状態だと、角度がキツすぎます。
スマホに対して45度くらいが視認しやすいです。
板の角度を変えるために、足の位置をずらしてみます。
アクリルに穴をあけて、足の位置を移動しました。
いい角度になりました。
・使用感
実際にダッシュボード上に置いた写真がこちら。
車輌は、K13マーチです。
カーボン柄のすべり止めを下に敷いています。
K13マーチはダッシュボードが平坦ではなく湾曲しているのですが、フォトフレームの構造的に3点で支えるカタチになるので、安定しています。
・問題点
使ってみて気になったのが、「フォトフレームの足がジャマで、スマホ操作に支障が出る」点です。
運転席側から手を伸ばすとなると、アクリルの足がちょっとジャマです。
違う構造のものに作り替える必要があります。
もうひとつ、重大な問題がありました。
「太陽に弱い」
クッソ見えなくなります。
スマホ側は明るさマックスなのですが、完全に消失。
涼宮ハルヒの消失もいいところです。
……はい、夕方から夜に楽しむことにします。
失敗作その2
結論から言うと、今回も失敗作なのですが。
失敗作その1の「足がジャマ」という問題点を改善していきます。
フォトフレームはもったいないので、捨てずにそのまま使っていきます。
・改善案
フォトフレームにはアクリル板が2枚入っています。
失敗作その1では、アクリル1枚に足をつけて使っていました。
今回は、足は使わず、アクリル2枚を蝶番のようなもので連結させて < のような形状にしたいと思います。
ただ、蝶番をそのまま使うと、角度を固定できずにフラフラしてしまうでしょう。
他に使えそうなものを探す必要があります。
・使う100均グッズ
ダイソーにアルミ板が売っていたので、これを蝶番の代わりに使いっていきます。
アルミであれば、アクリル板の角度を柔軟に調節できるはずです。
ちなみにこの商品、片面にテープがついていますが、テープの粘着が恐ろしく弱いです。
別途、3Mの強力な両面テープを用意して使っています。
もう1つ100均の商品を使います。
100均のすべり止めシートは、大してすべり止め効果がありません。
使う理由は「安かったので」。
※ K13マーチのダッシュボード上で使用しているすべり止めシートは、100均の製品ではありません。
・作業風景(100均のアルミ板が強度不足な問題)
折れました!厚さ0.3mmだと脆いです。
アルミ板を2枚重ねにして出直してきました。
これでアクリル板の角度調節ができるようになりました。
最後に、底面のアクリル板に「すべり止めシート」を両面テープで貼って完成です。
・使用感
失敗作その1の反省を踏まえ、暗いところで試しました。屋内駐車場です。
よく見えます。
透過しているので、横断歩道を渡っている歩行者もバッチリ視認できるはずです。
ダッシュボード上にモニタを付けてる車輌って、傍から見ていると「あれ絶対歩行者見えてないだろうな」って思えて仕方ないんです。ここだけの話。
さて、非常に悪くない出来です。
ですがこれも失敗作と言わざるを得ません。
それは何故なのか。
・問題点
いやー、すごい綺麗に映ってて良かったんですけどねー。
ふと上を見上げたら、フロントガラスにまで映ってるんですわー。
縦に2画面とか、イベント用のドレスアップカーの次元です。
VOCALOID動画が他の人から丸見え。恥ずかしい(//▽//)
反省会
結論として「HUDを使ってまでスマホ画面を映す必要はない」と思いました。
鏡に写しているようなものですから、画面表示が左右反転されてしまうんですね。
動画であれば左右反転再生してくれるソフトがあるので問題はありませんが、グーグルマップとなると使い物になりません。
市販のHUD(スピードメーターなどを専用に表示する機器)なんかは、機器側で反転表示しておいて、HUDに反射させて丁度良く映る仕組みです。
今回の実験では、この仕組みは汎用性が低いということが分かりました。
あと、フロントガラスにまで映ってしまう問題ですが。
これは市販のHUD製品でも起きる現象のようです。
アマゾンのレビューでも「フロントガラスに映ってるんだけど」というクレームめいた書き込みを数件見かけました。
こういう仕様だと思ってあきらめます。
後部座席におっきぃアクリルを用意して、そこにPCモニタの動画を投影させてみたりなど、イベントカー的な使い方をすれば面白くなりそうです。
が、私には縁のない話でした。
ごきげんよう!
おわり
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